INTERVIEW 02

異業種から賃貸仲介へ。 未経験から主任へ
成長できた理由

S.Sさん
(横浜賃貸センター1課 主任)
(入社4年目)

新卒でアウトドア・アパレル業界の企業に入社。店舗で接客・販売を担当するほか、アルバイトスタッフのマネジメントも経験。2023年に中途入社し、麻布賃貸センターを経て横浜賃貸センターへ。現在は主任として、新規の貸主様対応を中心に賃貸仲介業務に携わっている。趣味は登山。

アパレル業界からの転身
「頑張りが認められる場所」を求めて、未経験の不動産業界へ

前職はアウトドア・アパレル業界で、店舗での接客・販売やアルバイトスタッフのマネジメントを担当していました。人と接することが好きなので楽しく働いていましたが、年功序列の色が強い環境だったこともあり、「自分の頑張りがきちんと認められる場所で、さらなるチャレンジをしたい」という思いが強くなり、転職を決意しました。

不動産業界を選んだのは、人の生活に深く関わる仕事であること、そして自分の努力が成果に直結しそうだと感じたからです。まったくの未経験からのスタートになるので、イチから学ぶなら教育体制の整った大手でしっかり勉強したい。そう考えて、当社に入社しました。

会社の雰囲気の良さも、決め手のひとつでした。面接で訪れた事務所は明るく、社員のみなさんが生き生きと働いていたことが、とても印象に残っています。

「今日、ついて行っていいですか」
自分から学びに行き、未経験の壁を越える

入社後は麻布賃貸センターに配属され、約3カ月間のOJTと本社研修で、賃貸仲介の仕事を一から学びました。まずは借主様の対応からスタートし、物件のご案内、お申し込み、審査、そして契約へ。業務の一連の流れを、一つずつ身につけていきました。

意識していたのは、待つのではなく「自分から学びに行くこと」です。当時の麻布賃貸センターにはベテランの先輩が多く、営業のやり方にもそれぞれの工夫がありました。先輩方の良いところを吸収したくて、「今日、ついて行っていいですか」と自分からお願いして、仕事を見せてもらうこともしていました。聞けばどんどん教えてくれる環境だったので、本当にありがたかったですね。 また、入社が決まってから宅地建物取引士の勉強を始め、会社で行われる模擬試験も活用し、入社後2カ月で無事に取得できました。

初めて一人で担当した物件のことは、今でも覚えています。貸主様は細かい点を大切にされる方で、契約条件を一つずつ丁寧に確認しながら進めました。細部にわたる調整は大変でしたが、契約のころにはすっかり打ち解けて、「この後ご飯でもどう?」と誘っていただけるほどに。未経験の自分でも、誠実に向き合えば貸主様との信頼関係を築ける——そう実感できた出来事でした。

もちろん、失敗もありました。研修中、借主様に初期費用を十分にお伝えできておらず、明細書をお出ししたときに「こんなに高いと思っていなかった」と言われてしまったことがあるんです。この経験から、相手の不安や疑問を先回りして、細かく丁寧にお伝えすることを徹底するようになりました。口頭で伝えたこともメールで残すなど、後で「言った、言わない」とならないための確認を欠かさないようにしています。

いいことも、悪いことも
「正直であること」が、人と人とをつなぐ

その後、現在勤務する横浜賃貸センターへ異動しました。「横浜」と言っても、担当エリアは神奈川県全域。取り扱う物件数も多く、複数の仕事をどう進めるか、タスク管理の力が求められるようになりました。

しかも私は関西出身で、神奈川に土地勘がありません。そこで、横浜の観光ガイド本を数冊購入して移動中の電車内で読んだり、担当した物件を地図アプリに記録したりしています。エリアの知識を深める勉強は、今も毎日欠かさず続けています。

営業として大切にしているのは、「正直であること」です。賃貸物件で、借主様のご要望に100%沿うものはめったにありません。どこで妥協していただくかを一緒に考えるのは、簡単なことではありません。だからこそ私は、いいことも悪いことも、知っていることはすべてお話しするようにしています。後から「聞いていなかった」「こんなはずじゃなかった」と思われることのないように、という思いからです。

貸主様に対しても同じです。こちらが取り繕っていると、貸主様も本音を話してくださいません。たとえご要望であっても、難しいことは難しいと、率直にお伝えします。その代わり、提案する際は必ず事例やデータの裏付けを持ち、誠実にお話しすることを心がけています。

そうして貸主様、借主様の双方から「ありがとう」と言っていただけたときは、本当にうれしいです。物件を介して、人と人とをつなぐ。それが、不動産仲介という仕事のいちばんのやりがいだと思っています。

未経験から主任へ
今度は自分が、チームを支える番

現在は主任として、新規の貸主様への対応を中心に担当しています。「この物件ならいくらで貸せるのか」「どの程度リフォームすれば、次の入居につながるのか」などを考え、提案しています。「最低限のコストですぐに貸したい」「設備を整えて、付加価値のある物件にしたい」など、貸主様の思いは様々です。お応えするには、エリアの相場だけでなく、借主様のニーズやトレンドへの理解も欠かせません。ここでも、日々の勉強が活きています。

振り返ると、未経験の私がここまで成長できたのは、「自分から学びに行く姿勢」と「正直であること」、そしてそれを受け止めてくれる環境があったからだと思います。聞けば何でも教えてくれる先輩たちがいて、資格取得を後押しする制度もあります。宅地建物取引士以外にも不動産関連の国家資格は数多くあり、今後も資格取得に挑戦して、自分の幅を広げていきたいです。

前職の経験も、思わぬかたちで活きています。店舗でアルバイトスタッフに目を配っていたからか、今も「困っているメンバーはいないか」と自然に視野を広く持てています。主任になってからは、質問しづらそうにしているメンバーに自分から声をかけることを意識しています。かつて先輩たちに支えてもらった分、今度は自分がチームを支える番だと思っています。

求職者へのメッセージ

入社前は、「不動産業界は終電まで残って、休み返上でガンガン働くのだろう」と思っていました。でも当社は全く逆で、むしろ勤怠には厳しいくらいです。残業は申請制ですし、有給休暇もしっかり取れます。

また、不動産営業は個人プレーが多い印象でしたが、自分から質問すれば先輩方は何でも教えてくれますし、チームで支え合う風土があります。

不動産の知識がなくても、学ぶ姿勢があれば大丈夫、私自身がその証明です。勇気を持って飛び込んできてください。