INTERVIEW 01

一つの契約から、
次のご縁へ。
誠実さでつなぐ
不動産仲介の仕事

H.Aさん
(日本橋賃貸センター1課 上席主任)
(入社12年目)

大学卒業後、2015年に新卒入社。八重洲賃貸センターで営業経験を積み、その後、豊洲賃貸センターで湾岸エリアのタワーマンションなどを担当。優秀社員に選ばれた経験も持つ。現在は日本橋賃貸センターで上席主任として、貸主様対応を中心に賃貸仲介業務に携わる。

子どもの頃から「間取り図」が好き
人事の温かい対応が入社の決め手に

子どもの頃、親族の転勤などで引っ越す機会が多く、新しい家を選ぶときに間取り図を眺めるのが好きでした。その延長で、不動産業界には自然と興味を持っていました。

入社を決めた理由の一つは、面接のときの人事の方の対応です。こちらが話しやすいように丁寧に耳を傾けてくださったのが印象的でした。面接後も早めに電話で合格の連絡をいただき、安心して「ここで働こう」と決めることができました。

失敗から学んだ1年目
「事前の説明」と「メモ」が営業の基本に

営業としてお客様対応を始めた当初は、先輩に同行して仕事を覚えていきました。3カ月ほど経つ頃には一人でお客様を担当するようになったものの、できると思っていたことができない、なかなか申し込みに至らない、という失敗も少なくありませんでした。ご案内の際の説明不足から、お客様との認識に行き違いが生じたこともありました。

この経験から、懸念点も含めて事前にしっかりご説明すること、「言った、言わない」にならないように必ずメモを取ることを、今でも大切にしています。

営業として経験を積む中で、担当する物件も徐々に増えていきました。月5件ほどを担当していた頃は契約に至るのは2、3件ほどでしたが、今では常時20件ほどの募集物件を並行して担当し、月に5〜10件ほどを成約につなげられるようになりました。

多様なエリアと物件を経験し、
「顧客理解」を深める

2023年には豊洲賃貸センターへ異動しました。湾岸エリアには高単価のタワーマンションが多く、貸主様には経営者の方や外国籍の方、投資用物件として所有されている方も少なくありません。数字への感度が高く、経営者的な視点をお持ちの貸主様には、メリットを具体的な数字で示し、併せてリスクも丁寧にご説明するなど、そんな提案の工夫を重ねていました。

外国籍の貸主様の多くは日本語が堪能でしたが、時には通訳としてご友人が同席されることもありました。そのようなときは、通訳の方にも事情が正しく伝わるよう、一つひとつ丁寧にお話しすることを心がけました。

そして、現在所属している日本橋賃貸センターは課ごとの分業制で、私のいる1課は貸主様対応が中心です。「所有している物件を貸したい」という貸主様からのご相談から始まり、実際に物件を拝見し、周辺相場や室内の状態を踏まえて賃料を査定します。そのうえで、募集条件のほか、設備の保証範囲といった細かな取り決めを一つひとつ確認し、契約書に反映していきます。募集が始まればホームページに物件情報を掲載し、申し込みが入れば速やかに貸主様へ情報を共有します。申し込みから契約まではおよそ1〜2週間。一つの物件を最初から最後まで見届けるのが、この仕事です。

八重洲、豊洲、そして日本橋。多様なエリアと物件を経験する中で、貸主様がどのような考えで物件をお持ちなのか、その背景まで理解したうえで提案する「顧客理解」の大切さを学び、賃貸仲介の専門性を高めてきたと感じています。

「後出し」はしない
誠実な対応と提案の工夫で信頼を築く

仕事をするうえで大切にしているのは、「後出し」をしない誠実な対応です。1年目に学んだ経験から、懸念点も含めて事前にすべてお伝えし、何事も隠さず、自信を持って対応するようにしています。

この仕事では、貸主様との信頼関係の構築が重要な鍵になります。「相手の懐に飛び込む」気持ちで対話を重ねていくと、ちょっとしたご相談も気軽にいただけるようになります。私は貸主様に「何かあったらここに連絡してください」とお伝えし、オフィスの電話番号ではなく、自分の会社携帯を連絡先として登録していただくこともあります。

一度契約した貸主様から、次の物件についてご相談いただくことや、ご友人の不動産に関するお悩みを打ち明けていただくこともあります。印象に残っているのは、ある貸主様の物件を契約した後、その方がご友人を紹介してくださったことです。信頼していただけたのだと、とてもうれしくなりました。

貸主様に対しては、いかに早くご契約を決められるかを常に意識しています。相場を踏まえた賃料設定のご提案や、以前そのエリアや物件にお問い合わせいただいた方への再アプローチなど、提案の工夫を重ねて、早期に借主様へつなげるようにしています。

貸主様の思いを伝え、
住む人を支えたい

不動産仲介の仕事で達成感を得られるのは、やはり契約が成立したときだと感じます。入社前は、不動産の契約とはもっとシンプルなものだと思っていました。しかし実際には、契約までに賃料相場の調査や室内の状態確認、入居審査、契約書の作成など、多くの準備を積み重ねる必要があり、時間も手間もかかります。その分、一つの契約が結べたときの達成感は大きいです。

物件査定も好きな仕事の一つです。「壁紙にこだわった」「オプションで食洗機を付けた」といったお部屋への思いを貸主様から伺うのは、とても楽しい時間です。その思いをホームページに詳しく記載し、借主様にもお伝えすることで、貸主様・借主様の双方に喜んでいただけます。

住まいは、人の生活になくてはならないものです。「これから住む家」を決めるお手伝いを通して、誰かの暮らしを支える仕事をしているのだと実感できます。

上席主任として、次はマネジメントへ

これまでのキャリアでは、副主任、主任、上席主任と昇格してきました。優秀社員に選ばれたこともあります。会社に働きぶりを認めてもらえた実感がありますし、給与の体系も変わったので、モチベーションも上がりました。

営業として賃貸仲介の専門性を高めてきましたが、マネジメントの仕事はまだ経験していません。今後はマネージャーとして、営業の業務と数字の両面をマネジメントできる人になりたいと思っています。

求職者へのメッセージ

長く仕事を続けられるかどうかは、共に働く「人」の存在が大きいと思っています。その点、周囲に気軽に相談できる今の環境はとても働きやすいです。日本橋賃貸センター1課にはベテランが多く、話しやすい雰囲気なので、お互いに質問し合いながら解決していけます。チーム体制なので、自分が忙しいときはフォローしてもらうこともでき、休暇も取りやすくなりました。

福利厚生では、住友不動産グループのホテル「ヴィラフォンテーヌ」を優待価格で利用できる制度があり、私もよく利用しています。とてもお得です!

この仕事は人が相手だからこそ、人と話すことが好きな方にはとても向いていると思います。未経験からでも賃貸仲介の専門性を高め、長く成長し続けられる仕事です。ぜひ一緒に働きましょう。